ZEH(ゼッチ)の魅力とデメリット 岐阜県瑞穂市
きららホーム代表の井上隆元です。
お問い合わせが増えています、ZEH(ゼッチ)。
ZEHは、ネット・ゼロエネルギーハウスの略です。
世界規模で問題になっている地球温暖化。
政府は、国全体のエネルギー使用量、二酸化炭素排出量を
減らしていくために、家一軒のエネルギーの収支を
効率よく管理するシステムを導入するよう進めています。
こういう点で早いのはハウスメーカーですね。
(というよりハウスメーカー主導の政策が中心か)
システムの内容は現在のところ、
・家自体の断熱性能が2020年基準であること
・省エネ機器(LED照明、エコキュート、エアコンなど)の使用
・太陽光発電や燃料電池、太陽熱利用などの創エネルギーシステムの設置
・電気を貯める蓄電池の設置
・家全体のエネルギー収支を管理するHEMSシステムの設置
というところです。
太陽光パネルで発電した電気、
今は買う電気より高く電力会社が買い取ってくれていますが、
送電システムの問題などで近い将来、
売る電気の方が安くなると予想されています。
(2017年9月の情報では、莫大な投資費用と比べて、とても発電量が見合わないと言われてますネ)
すると太陽光発電を載せても損するばかりということになり
それでは消費者が困るということで、
蓄電池に電気をためて自家消費するするようにしたら?
というアイデアが出てきました。
ZEHシステムが完全に働いたら
家庭のエネルギー消費量は大きく減ることでしょう。
そして環境問題の改善に貢献もできます。
これは魅力的ですね~
2030年には新築住宅の全てに導入が目標になっているようです。
と良い点ばかり書いてますが、デメリットも。
実はZEHには2種類あるんです。
ひとつは機械の力を使って実現したもので、
それはHMさんが得意としていますが、非常に高額なシステムですし、
定期的にやってくるメンテナンス費も馬鹿になりません。
太陽光発電のようにシンプルなシステムではないからです。
もう一つの方は、家そのものの基本性能が高く、ZEHの条件をほぼ満たしている家。
機械は補助的な役割を担います。
こちらは皆さん意外に思われるのですが、
工務店が得意としている家づくりなんです。
もしかしてあなたもそうでしたか?
ただ現在のところZEHは発展途上にある技術で、オプション扱いとなります。
あなたに本当に必要なものなのかどうか、冷静に判断されるといいかと私は思います。
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
ZEH(ゼッチ)の魅力とデメリット 岐阜県瑞穂市近郊で家づくり