この仕事を始める前に経験した、私の家づくり
きららホーム代表の井上隆元です。
今回は私が体験した、私たち家族の家づくりについてお話しします。
2004年。私も自分の家づくりを経験しました。
今のような工務店経営をする前で、当時は大手ハウスメーカーの下請けをしていました。
そんな頃は単純に、ハウスメーカーなら大丈夫だろうと思い込んでいました。
実際に売れているメーカーでしたし、お世話になっていましたしね。
あ (写真はイメージです)
建築素材は集成材でいいと思ってました。
端材でしかない細かな木材を接着剤で張り合わせ、
あたかも天然木の柱みたいに使えるようにする技術に
「すごい」としか思っていませんでしたね。
だから私の家も、集成材と合板フローリングで出来た家です。
今から思えば自分がアレルギーなのに、なんという勉強不足!
そして出てしまったんですよ、子どもにもアレルギー反応が。
「しまった!」と思いましたね。
それからです、家づくりの真実について調べ始めたのは。
そして次第に見えてきた真実。
会社が、
お金の相談、いわゆる資金計画なら、
「この家庭ならここまで借りられる。目いっぱいの提案をするように」(後は自己責任)
家族がアトピーなど健康面で不安を抱えている人には
「国の基準をクリアした材料のみ使っているから問題ない」(本当にそう思ってる?)
家の強度を心配する人には
「大きな地震で倒れているのは木造住宅」(TVに流れてるのだけ見ればね)
手厚い保証を謳うとき、
「保証の充実をアピールせよ」(お金がいくらかかるか言わない)
正直言って、大きなところほど言ってることが
「ちゃうやん!」というのが多くあります。
何といっても力が強いですからねー。
そんなことを業界内にいながら気づくまでに、長い時間を要しました。
もう一回建てられるとしたら、迷うことなく天然木の家です。
だって私は、本当に価値ある家がどんなものなのかを知っているんですから。
そしてこの先もずっと、
私は自分の子どもに誇れない家づくりはしません。
あなたとご家族が、もっと幸せになるためのお手伝いをしていきます。
この仕事を始める前に経験した、私の家づくり