元職人による、エコクロス(環境クロス)のデメリット  岐阜県瑞穂市・家づくり

元職人による、エコクロス(環境クロス)のデメリット  岐阜県瑞穂市・家づくり

 

きららホームの井上隆元です。

住宅の壁や天井の仕上げ材のうち、

日本で一番多く使われているのがクロスです。

 

ネット上で出回っている情報の中には、

???というものも多く存在し、特にクロスは

誰かから聞いた情報を、そのまま載せているだけ、

としか思えないものまであります。

 

あなたも十分に注意してくださいね。

 

ここでは、アレルギー持ちの元クロス職人(私)が知っている、

クロスの真の姿を書いています。

 

前回は、エコクロスのメリットでしたので、

逆にエコクロスのデメリットです。

 

 

エコクロス最大のデメリット

それは

 

張りにくい!

 

この一言に尽きます。

普通に張れるのは、ごくごく一部でしかありません。

下地処理のパテ打ちを念入りにして、

オープンタイム(糊を付けてから施工までの時間)見ながら、

折りジワが付くのを防ぐためにたくさん糊付けしておくこともできず、

下地に密着させるための撫で刷毛もゆっくり。

そして角の折り曲げも慎重にやり、

余分な糊がクロス表面に付かないように気を遣いつつ、

ジョイント(継ぎ目)がなるべく目立たないように丁寧に・・・

 

必要な技術がビニールクロスとは比較にならず、

さらに手間がかかるので、1日に張れるクロスの量は知れています。

けいそう土クロスなんかは、表面がざらざらしているので、

常に水を使っていてふやけている指先が、とても痛いんです。

出来高が職人の収入になるのですから、

職人の多くが、エコクロスを扱いたがらないのです。

 

 

2つ目のデメリット

補修がほとんど効きません。

ビニールクロスは、何らかの原因で表面に傷がついても、

何とか補修できるものが多くあります。

しかし エコクロスは修復困難

傷を指摘されるのがイヤで、住宅会社もインテリア店も職人も、

お勧めしないのです。

 

 

3つ目のデメリット

特に和紙などのエコクロスは、

変色のスピードが速い です。

自然素材の特性と理解してもらえてないと、後日トラブルになりかねません。

 

 

エコクロスを使う住宅会社がなかなか増えないのは、

こうした事情があるからなんです。

 

あなたもエコクロスを使う場合は、

このようなデメリットを十分理解しておいてくださいね。

デメリット以上のメリットが、エコクロスにはある

のですから。

 

次は、DIYでクロスを張る時の注意点です。

 

株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1

代表 井上隆元

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