愛犬ハッピー
きららホーム代表の井上隆元です。
今日はいつもの「家」ネタをお休みして
我が家の愛犬について書きたいと思います。
去る日曜日、愛犬ハッピーは安らかな眠りにつきました。
親戚の家で5匹兄弟で生まれ、夜ごと1匹ずつ行方不明になる怪現象から
唯一残ったのがハッピー。
その時何があったのか知る由もありませんが、
どことなく人に対して心を許していないところがあったようです。
それでもただひとり嫁さんにだけは、とてもなついていまして、
出かける時、帰宅する時、玄関脇の小屋から出て必ず出迎えていました。
ま、モッサリした犬でしたので、お客様も気配に気付かない時もあり
「あれ、ワンちゃんいたの?」
と言われたことも今となっては懐かしいエピソードです。
日曜日は私は仕事、息子も部活でいませんでした。
午前中、初めて聞く鳴き声に嫁さんがハッピーのところへ行くと、
待っていたハッピーが、フラフラしながら体を寄せてきたそうです。
そして、いつも外で寝ている時とは違った場所に横たわりました。
そこは陽の一番当たるところ。
「ハッピー、ここでいいの?」
その嫁さんの声を聞いて、静かに息を引き取ったそうです。
それが、ハッピーの最後の愛情表現だったんでしょうね。
一番好きだった人を呼び、見て、なでてもらい看取ってもらった・・・
ハッピーは土に埋められ、そこ脇には嫁さんが買ってきた木が植えられています。
いつか木に宿ってずっと見守ってくれるようにと。
ペットにも感情と豊かな愛情があり家族の一員、ということを教えてくれたハッピー。
安らかに眠ってほしい。
井上隆元