繰り返しの地震にも強い家 岐阜・きららホーム
きららホーム代表の井上隆元です。
九州・熊本地方で発生している地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
地震は未だ続いているようですが、
被災された方が一日も早く安心できます様にお祈りします。
先週末の完成見学会でもたくさんの質問をいただいた木造住宅の耐震性能。
九州では震度6強以上の地震で繰り返し揺すられることにより、
だんだんと家が壊れていく事態となってしまいました。
このようなタイプの地震は既に新潟県の中越地震で観測されていて、
長野の山古志村では、耐震補強のされていない古い木造家屋が多く、
新しい住宅1棟を除いて倒壊、もしくは居住不能になってしまったのです。
(ただしこの時は、大手ハウスメーカーの家が建ってなく
木造と鉄骨の比較はできていません)
今回の九州の地震でも、だんだんと壊れていく様は、
建築業界に身を置く者として、本当に申し訳ない思いです。
もしかすると、建築基準法の耐震関連の規定が変わるかもしれません。
中古住宅の耐震工事はとにかく、耐震等級1をクリアすることが目標だったのが、
今回の地震でそれで不十分かもしれないと考えられるようになってきているからです。
繰り返しの地震にも耐えられる強い家を作りなさい、ということです。
ちなみに前出の長野・山古志村で1棟だけ残った家というのは、夢ハウスの家でした。
九州では地震は来ないと言われていたようです。
でももう、日本のどの地方で起こっても不思議ではないという見方もあります。
私たちも真剣に、耐震・減災を考え、取り組んでいきます。
追伸:耐震の他に、免震、制震という考え方があります。
追伸:免震は地震の揺れを伝えにくくしますが、高価格なのがネック。
追伸:それに対して制震はコストパフォーマンスに優れています。しかし選ぶもので大きな差が ああああります。
追伸:制震についてまた書きますので、お楽しみに。
制振装置についての情報は ↓
https://www.kirarahome.com/president_blog/10992/ もどうぞ。
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