工務店が再評価されているようです
きららホーム代表の井上隆元です。
半年ほど前に判明した三井不動産と旭化成建材のマンション偽装問題。
今は九州の地震のニュースで陰に隠れていますが、
その影響はじわりと全国に広まっています。
「終の棲家にするはずが・・・」
という住民の方の無念そうな表情を思い出すたび、
早期の解決を願わずにはいられません。
業績が悪化が続くと企業はリストラを行います。
それは大きな企業ほど徹底していて、
人件費、外注費の削減を繰り返す結果、
現場の施工力・管理力に響いてくるという図式になるようです。
これは何も建設業に限ったことではないんです。
では工務店の場合はどうでしょうか?
工務店は大手よりもずっと地元志向が強いのが特徴で、
地域への使命感は、全国展開している会社とは比較になりません。
工務店がいい加減な工事をすれば、すぐに地元で悪評が立ってしまいます。
この口コミは凄まじいですからね。
逆に誠意を持って仕事当たっていると、いい噂も広めてもらえます。
宣伝もしていない地域の工務店が
口コミだけで経営を続けているという話は、全国にゴマンとあります。
木造住宅もプレカットの導入が進み、昔ほど大工の技術は必要とされなくなっています。
それに危機感を覚えた工務店は、技術の伝承を勧め、
腕の良い職人の育成を積極的に行っているところもあります。
あなたの家を末永く守るためには、技術と信頼が必要だからです。
戦後の住宅の大量供給の時代は終わりました。
これからは本物が生き残る時代と言われ、偽物は次第に淘汰されていくでしょう。
そんな折、大手の不正が明るみに出て、
工務店が見直されているというのは、
とても考えさせられますね。
OB客様の評価は?
豪華なパンフレットやきれいなホームページでは見れない、
OB客様の声が気になります。
ホームページもパンフレットも、営業トークも
いくらでも誤魔化しが利くし、
都合の悪いことは、あなたに伝えなければ済むからです。
でも利用客様の評価は正直です。
何かあった時に業者がどう対応したのか、
とても興味深いところですよね。
それではまた。
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム
代表 井上隆元
工務店が再評価されているようです