「今が住宅の買い時ですよ」は本当なの?
きららホーム代表の井上隆元です。
「今(28年度)は住宅の買い時ですよ」
住宅会社の営業マンに言われることの多いトークの
常に上位を占めている言葉です。
確かに住宅ローンの金利は非常に低い水準のままですし、
消費税が上がるかどうかは予断を許さないようですが、
可能性があるうちは税率アップの方向で話を進めますからね。
住宅金融支援機構が、平成28年度の住宅市場動向を調査していまして、
対象となったのは以下の人たちです。
一般消費者(買う側)、住宅事業者(建てる側)、FP(ファイナンシャルプランナー、お金の専門家)。
それぞれ住宅に関わりのある人たちで、考えは違っているのでしょうか。
一般消費者で買い時だと考えている人は61.9%で、
理由は上から
・消費税が引き上げられるから・・・74.7%
・住宅ローン金利が低いから・・・・66.2%
住宅事業者の場合は
・消費税率引き上げ前の駆け込みで・・・84.6%
・住宅ローン金利が低いから・・・・・・64.7%
そして一番気になるFPは、
・住宅ローン金利が低いから・・・・・100.0%
・消費税率引き上げ前の駆け込みで・・・51.4%
という結果になりました。
どうでしょうか、FPだけが順位が違っていますね。しかも100%!
それだけ低金利の恩恵が大きいということなんです。
何十年先までの家計の収支予測をする「ライフプラン」が作りやすいからなんですね。
そして先の調査結果は統計なのでもしかすると、あなたには合っていないかもしれません。
本当の住宅の買い時は、人それぞれなんです。
ライフプランなど準備が整っている人は、行動に移る時。
まだの人は、決して焦らない、慌てないでください。
性急な行動は、安全な予算で家づくりが出来なくなる恐れがあります。
そんな状態で住宅展示場にでも行こうものなら、
(安全な)予算をオーバーする危険がさらに高くなってしまいます。
絶対にそれだけは避けたいものですね。
次回は、ライフプランと住宅ローンについてお話しします。
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム
代表 井上隆元
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「今が住宅の買い時ですよ」は本当なの?