住宅ローン 変動金利はあなたがリスクを負うのです
きららホーム代表の井上隆元です。
家づくりをする人も多くが利用する住宅ローン。
これを読んでいるあなたが、もし住宅ローンを考えているなら、
固定金利と変動金利についての知識は持っていた方がいいでしょう。
住宅ローンは大別して2タイプあります。
ひとつは固定金利型(全期間固定に限る)。
代表的なものにフラット35がありますね。
もうひとつは変動金利型(10年間だけというような固定金利期間選択型もここに含まれます)。
銀行等で扱い多いタイプです。
どっちがいいの?
…の前に、それぞれのリスクを説明します。
固定金利は返済期間中の金利が変わらないので、金利が下がった場合も返済額は変わりません。
その場合、あなたは損したと思うかもしれません。
逆に金利が急に上昇しても、返済の金額は変わらずにいられます。
あなたが取るリスクは、毎月決まった額を返済すること、だけです。
固定金利は、金利の上昇に伴う資金的なリスクを、金融機関が負います。
変動金利は、金利の上下動によって返済額が変わります。
金利の変化によって、月々の返済の金額を計算し直す必要があります。
変動金利は、金利の上昇に伴う資金的なリスクを、あなたが負うのです。
あ(金利は国際的な景気動向に対応する日銀の政策が大きく反映され、専門家でも先を読むのが困難です。)
ところで、支払い金額を少しでも減らしたい人にとって
利息が少なくてすむ 変動金利は、すっごくすご~く魅力的に見える、ようです。
チラシにもそんな返済計画例が書いてある事例が見受けられます。
ここで視点を変えてみましょう。
今までまで、あなたが借りる側で見ていましたが、
少しの間だけ、貸す金融機関と借りてほしい住宅会社の側に立ってみます。
冷静になって考えてみてくださいね。
貸す方にとってはリスクは少ないほうがいいのは当然です。
将来金利が上昇した場合、固定金利だと例えば1.5%分の利子だけしか貰えないのに対し、
変動金利が2.0%になっていたら、差し引き0.5%分の利子を受け取ることができます。
また、借りてほしい住宅会社は、月々の返済額が少ない方が営業しやすくなります。
つまり、金融機関も住宅会社も、変動金利型の住宅ローンを勧めやすい下地になっているのです。
住宅ローンは、どんなタイプのものを選択してもあなたが返済責任を負うことになります。
変動金利を勧めたからといって将来金利が上がっても、
金融機関も住宅会社も責任はとってくれません。
ただ、変動金利にもメリットはあり、あなたの資産状況や返済期間によっては大変有利になる場合もあります。
住宅ローンはあなたと家族の将来を考えても、慎重に選んでいきたいですね。
きららホームでは、お客様のリスクを少しでも減らすために
どこの金融機関、住宅会社にも所属していない
お金の専門家(ファイナンシャルプランナー、FP)による資金相談ができるようにしています。
お金について、将来のこと、法律面など、あなたとご家族に関わることで
分からない、不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。
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