土地の『建築条件付き』 メリット・デメリット
きららホーム代表の井上隆元です。
マイホームを建てるために土地を探していらっしゃる方は大勢いらっしゃいます。
土地には『建築条件付き』と『建築条件なし』の2種類があって、
トラブルは『建築条件あり』の方が起きやすいということを、ご存じですか?
今回は『建築条件付き』の土地について、メリット・デメリットをお話しします。
建築条件付きというのは、土地の売買の際、土地を売る業者が指定する住宅会社と
家の契約をすることを条件にする売買形式を言います。
◆メリット
①分譲地であれば、街並みの景観を揃えてお洒落なイメージを演出するとか、
あ ペット共生団地など、販売業者と価値観が一致すれば満足度が高くなるでしょう。
②建物に特段のこだわりがなく、駅近など生活の利便性を優先したい人の場合、
あ 住宅会社を選ぶ手間を無くせて、その分楽になります。
③建築中のあなたの家を見られるので、建売住宅をポンと買うより安心できます。
◆デメリット
①契約が優先され、詳細なプラン決めは後回しになる場合が多々ある。
②プランをゆっくり練る時間がない。着工を急かされる。
③どちらかというと業者優位。
④仕様面で後々トラブルになる場合がある。
意外と短所が多いんです。
「自由設計」と言いながらも制約が多くて、こだわりの家づくりが出来なかった、と言う声もあります。
あわてず急がず、住宅会社との事前打ち合わせや建っている家を見せてもらうなど、
納得して契約に臨みたいですね。
◆◆ 『お値打ち』『割安』『お買い得』のウラにあるもの ◆◆
「通勤に便利なのに安く土地と家が手に入る」
「指定の会社で建てれば、さらに値引き」
物件によっては周辺の相場よりも数百万も割安感がある場合もあり、ものすごく魅力的に見えませんか?
でも、そんな時にこそ冷静になって
・なぜ安いの? 理由は?
・相手のメリット・デメリット
・自分のメリットとデメリット
と順に考えてみてください。
もしかするとその『建築条件付き』は、
あなたよりも業者を守る内容なのかもしれません。
「あと1つしか残ってませんよ」と契約を迫られても、
あなたが納得いくまでは慎重に選んでくださいね。
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム
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