2階を『暑すぎる部屋』にしないために
きららホーム代表の井上隆元です。
夏になると
「2階が暑くて寝られない!」という悲痛な声をよく聞きます。
真夏の屋根表面の温度は、なんと70℃ ‼
そのすぐ下、天井と屋根の間は50℃を超えるようになって、
2階の部屋にまで伝わってくるんですね。
ではこの2階の暑すぎ! を解消するにはどうすればいいの?というと
リフォームの場合と、新築・リノベーションの場合によって 取り得る方法が違ってきます。
なのでここでは、新築とリノベーションの場合に絞って、 お話しします。
1.屋根か天井裏に断熱を施す。
これが最大かつ最強の方法です。新築では当たり前ですが、
リノベーションを計画している時には気を付けてください。
また、屋根裏に換気装置を取り付けるのも有効ですね。
2. 窓をうまく調整する。
1階より2階の方が、日当たりがいい場合が多いですので、
大きな窓はその分、たくさんの日光を採り入れてしまいます。
ガラスを熱線を跳ね返す Low-eガラスにすると効果があります。
また、風の通り道を見ながら、窓の位置や大きさ・高さを考慮するのも有効ですね。
日頃から室内から見た窓を見比べておくと、イメージがつきやすいでしょう。
3.家全体で空気が循環するように間取りを工夫する。
これは家全体が断熱されているのと好みの問題がありますので、全ての方にお勧めできませんが、
温まった空気は上昇し、冷えた空気は下降するという性質をうまく使って、
家全体を空気が自然に循環するように設計するものです。
かなりの効果が見込めますが、音も伝わるのとプライバシーを重視したい方には不向きかもしれません。
4.屋根の遮熱対策をする。
屋根材に遮熱塗料を塗ることでも温度が下がります。
そしてもし、抜本的な遮熱をしたいとお考えなら、
屋根材の下にアルミ製の遮熱シートを張れば、劇的な効果があります。
(通気層を上下にとるなど、しっかりとした施工が条件となります)
2階の暑さに悩んでおられる方はたくさんいらっしゃるようです。
あなたがもし今、その不満をお持ちでしたら
ぜひとも家づくりに生かしてくださいね。
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム
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2階を『暑すぎる部屋』にしないために