電力自由化 進んでいないようです

電力自由化 進んでいないようです

 

きららホーム代表の井上隆元です。

2016年4月に電気の購入先を消費者が選べる、いわゆる電力自由化になってから

新しい電力会社へ契約先を変えた家庭は、2%(2016年7月現在)ほどという

調査結果が発表されました。

この数字を

「思ったより進んでいるな」ととるか「進んでいないな」と捉えるか。

私は後者の方ですが、いくつが原因があるようです。

 

◆たくさん電気を使う家庭ほど優遇されるから。

中電や関電などの地域電力会社の電力料金体系は、

少ない電力消費量の世帯ほど単位当たりの電気料金が安く設定されています。

これは低所得者層への配慮からなのですが、新電力にはこの制度がなく、

一般家庭で大量に電気を使う世帯は、そもそも少ないのです。

 

◆認知度が低い。

電力会社を変更できること自体知らない人が多い。

知っていても、どれくらい安くなるのかが分からない。

 

◆電力供給への不安。

電力会社を変えると、停電など万一の場合への不安を感じる人も多いようです。

実際には送電線は共同使用なので、どの電力会社を選んでも電気の供給に関しての条件は同じです。

 

 

地域電力会社同士でも、今のところ表立った競争は見受けられません。

原発再稼働の是非はさておき、 日本の総発電能力の20%以上を占める設備が

停まったままの状態にあることも一因かもしれません。

 

いずれにしても、目先の利益のみに囚われることなく、

50年後、100年後の長いビジョンで、電力自由化が良い方向に向かうことを願うばかりです。

 

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