家の中 夏の結露 ご注意を
きららホーム代表の井上隆元です。
夏の暑い時の冷たい飲み物は、生き返ったような感覚で本当に美味しいですよね。
冷たくなったガラスコップや、ペットボトルの表面には水滴がつきますが、
これは空気中の水分が冷やされ、水となって容器の表面に付着する現象です。
同じことが建物でも起こっているのです。
冬は窓ガラスに水滴がつく(表層結露)ので分かりやすいですね。
しかし 夏は、基礎やフローリングの裏側、壁の内側などで結露するため分かりません。
これらを『内部結露』(壁の内側の場合は特に『壁体内結露』)と言い、
施工が良くない、外の空気との温度差、エアコンによる隣の部屋との温度差、
そして乾燥が不十分な木材を使った場合などが原因になります。
家を腐食させてしまいかねないので注意が必要です。
すぐに出来る対策は、何をおいても「換気」です。
入浴中・調理中の換気はもちろん、24時間換気扇も付いているなら常時動かしておきます。
室内のドアや引き戸は晴れた日には開けておくとか、
布団を定期的に干したり、スノコを入れたり、家具などで狭い隙間を作らない(2cm以上が目安)、
汗や雨で湿った靴をそのまま下駄箱にしまわない、
冷房の温度設定を極端に下げない(隣の部屋との温度差に注意)など
小さな対策を積み重ねることで、湿気を溜めないようにするのが大切です。
「こんなに気を付けているのに、壁や畳にカビが生えてくる・・・」
そんな場合は、もしかすると屋根・壁の中・床下に何らかの原因が潜んでいる可能性があります。
なるべく早く、住宅会社に調査を依頼してくださいね。
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム
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家の中 夏の結露 ご注意を