木の家と鉄の家の比較 強いのはどっち?
きららホーム代表の井上隆元です。
木と鉄と、どちらが強いですか?と聞かれたら、
あなたはどう答えますか?
大体の人は、「鉄でしょ」と言われますが、実は木の方が強いんですね。
何かに働きかける力って、ざっぱに言って3種類。
こんな感じ ↓
ちょっと具体的な数値を挙げて説明しましょう。
木、鉄、コンクリートで大きさの部材で比較したものです。(断面が1cm角の細長い棒)
①グィ~っと引っ張る力に対しては
あ木: 2250kg/c㎡
あ鉄:509kg/c㎡
あコンクリート:10kg/c㎡
②ギュッとつぶすような圧縮の力に対して
あ木:950kg/c㎡
あ鉄:445kg/c㎡
あコンクリート:100kg/c㎡
③グニャッと曲げる力に対して
あ木:2800kg/c㎡
aa鉄:182kg/c㎡
あコンクリート:7kg/c㎡
木の強度は、鉄やコンクリートを圧倒しています。
(財団法人 日本木材備蓄機構社団法人 日本林業技術協会より)
火に対してはどうでしょう。
火災になると木は、表面が炭化されて燃えるのが遅くなります。
鉄は燃えない素材ですが、燃える温度400℃で5分が経過すると強度が20%にまで低下し、
同じ条件の木の強度は、80%を維持し続けます。(日本住宅・木材技術センターより)
もし火災が起きた時、木の建物なら逃げるまでの股間を稼いでくれるのは
木を使った方になります。
そして断熱性能においても、木はコンクリートの約10倍、鉄の約500倍もの性能があり、
木の家は涼しくて暖かい、快適な空間を作り出してくれます。
湿気のコントロールも木が一番で、蒸し暑さと過度の乾燥をやわらげ、
カビの発生を抑えてくれるのです。
こうして見ると、木は建築(家)の材料として右に出るものがない優れた素材だと分かります。
ただこの木も使い方によっては、せっかくの能力を生かすことができません。
単に木を構造に使っているから良いというものではないのです。
体にも健康にも良くて、数100年もつ木の耐久性を引き出せる家づくりこそが、
本物の家づくりと言えるのです。
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木の家と鉄の家 住んでみてどちらが良かったですか?