耐震等級について、少しだけ知りたい
きららホーム代表の井上隆元です。
熊本に続いて鳥取でも大きな地震がありました。
地震への備えは、家を強くすることが出来れば一番なのですが、
とにかく3日間(可能なら1週間)以上の飲料水と食料、
そして暖を取れる服、手袋、履き物は最低限持ち出せるようにしておいてくださいね。
最近はインターネットで必要なものを購入できるので便利です。
日本中で地震や大雨の災害が頻発していますが、
岐阜は不思議なくらい災害が来ていません。
といっても全くないわけではなく、崇十年前には安八水害や伊勢湾台風では多くの家屋が浸水、
濃尾地震でも大きな被害が出ています。
さらに歴史をさかのぼると、
岐阜県の合掌造りで有名 な白川郷の近くに、『帰雲城』という城があったそうですが、
今から約430年前の天正地震で一夜にして埋没してしまったそうです。
これなんかはとんでもなく大きな災害ですね。
別に脅すわけではないんですが、ここもいつかは災害が来ると思っていてほしいのです。
さて、最近よく相談されるのが、家の耐震について。
特に耐震等級について気になる方が多いようです。
耐震等級1は建築基準法で定められた強度とほぼ同じで、
・都市部で数百年に一度の地震(震度6強から7程度)に倒壊・崩壊しない
・都市部で崇十年に一度の地震(震度5強程度)の地震で損傷しない
で、
耐震等級2はこの1,25倍、
3では1,5倍に耐えられる、となっています。
現在の新築住宅では耐震等級2か3で建てられていることが多いのですが、
規格住宅でない限り耐震等級3は、別途構造計算が必要になってきます。
2か3か、は最終的に選ぶのは施主であるあなた自身です。
ここで大切なのは、耐震等級3だから絶対安全、ではないということ。
完成後に置く家具やテレビ、冷蔵庫の振る舞いによって
建物は大丈夫でも家の中は危険、という場合があるからです。
地震に強い強固な建物ほど、揺れはそのまま内部に伝わります。
もし寝ている最中だったら・・・
もしも家に子どもしかいなかったなら・・・
収納スペースの配置、家具の固定など
安心して暮らせる部屋を目指して考えるのも大事なことですね。
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
お客様専用ダイヤル 0120‐28‐5893
耐震等級について、少しだけ知りたい