水盛り・遣り方(丁張り)って何?
きららホーム代表の井上隆元です。
見積書に「水盛り・遣り方(みずもり・やりかた)」とか、
現場作業の人に「丁張り(ちょうはり)」とかいった、
知らない言葉が出てくる場面があるかもしれません。
それらは基礎工事に先立って、建物が建つ周りを木の杭、板で仮に囲うのですが、
これら一連の作業のことを「水盛り・遣り方」「丁張り」と言います。
実際に見ると、ごく簡単な仮囲いですが、これで
①建物の位置
②基準線
③直角
④水平(高さ)
が、分かるようになる非常に重要な工作物なんですね。
上の写真では部屋の基準線を出しているところです。
基準線が分かれば、キッチンやお風呂、寝室、階段の位置が全て出せるようになります。
部屋の位置が分かれば、壁や柱の立つ位置も分かり、
基礎内部の鉄筋なども正確に組み立てられます。
位置を出した後には板に釘を打って、「水糸(みずいと)」という糸を張ります。
この水糸が壁の中心線を示しています。
ちなみに丁張りは、横の木の板を全部水平に打ってあるので、板の上から糸を通せば
丁張りの内側ならどこでも水平を出せるようになっているんですね。
でっかい重機だろうが、太い鉄筋だろうが、みんなこの水糸に従って動いていきます。
水盛り・遣り方(丁張り)がどれだけ正確に出来るかは
建物の正確さにそのまま繋がっていくんですね。
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水盛り・遣り方(丁張り)って何?