位置によって違う 住宅のホールダウンアンカー設置  岐阜県瑞穂市

位置によって違う 住宅のホールダウンアンカー設置  岐阜県瑞穂市

 

きららホームの井上隆元です。

日本は言わずもがな地震国ですね。

阪神淡路大震災や中越地震などで多くの建物が倒壊してきましたが、

そのたびに日本の建築技術も進歩してきました。

基礎と建物をつなぐホールダウンアンカーも、その一つです。

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↑  これがそうで、

太さは1,6cm、長さは60~100cmまでいろいろあります。

 

どのように使うのかと言うと、

↓ こんなふうに設置します。

基礎の立ち上がりコンクリートを打つ前の鉄筋に括り付けました。

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地震の時に特に強い力で引っ張られる柱のある所に設置するんですが、

家の形と場所によって、引っ張る力が違うんですね。

強い所ほど、長いのを深く入れます。

専門的に言うと、力が20kN以下のところは36cmコンクリートの中に埋め込みなさいよって決まってます。

写真の場所は15kNなのでクリア  !(^^)!

 

 

こちらは長さが90cmあったアンカーの根元が見えなくなっています。

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目盛りが75cmなので15cm分が既にコンクリートの中に埋まっていまして、

立ち上がりコンクリートの高さが38cmなので、合わせて53cmになるので、

30kN(42,6cm以上埋め込み)を充分過ぎる数値でクリアしています。

 こういうホールダウンアンカーがこの現場では、計7か所に入ります。

 

 

 もっとも最新のホールダウンアンカーは、埋め込み長さの短いものが出ていまして、

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(新しいアンカーたち)

形に特徴があるので、一番短いので埋め込み20cmでもOKだとか。

分かってても古くからあるものを使う私は、意外に保守的なのかな???

 

何にせよホールダウンアンカーは大切な部材で、後からは見えなくなってしまいますので、

細心の注意を払っての施工が必要です。

そして実際に柱と固定すると、こうなります。

30kNの場合(金物は35kN対応)。左の10kN二つは気休めに打ってあります。

 

そして20kN。

 

ホールダウン金物は、位置によって必要強度の異なりますので、

しっかり確認して施工しています。

 

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