土台伏せ 基礎パッキンを挟んで通気を確保 岐阜県瑞穂市
きららホームの井上隆元です。
基礎が出来上がると「土台伏せ」が行われます。
「土台」というのは住宅本体の一番下になる水平に据えられる木材で、
基礎の上に最初に乗る部材となります。
柱を固定し、住宅の重みを基礎に伝える重要な役割を担います。
プレカット工場からT様邸に運ばれてきた土台が積まれています。
(ヘルメットを被った大工さんの向こうにあるのは屋根の断熱パネルです)
これらが土台です。
「と3」とか「い1」って書いてありますが、碁盤目状にして
東西方向にいろはにほへと・・・、
南北方向に123・・・
という符号を打ってあるんですね。
土台は地面に一番近くて湿気が高いので、腐朽菌に強い木材を使うべきところ。
木を適材適所に使うのを『木遣い』とも言い、
一説によると「気遣い」の語源だとか。
さて、基礎からは ↓ のようにアンカーボルトが突き出ていますので、
棟梁たちが土台に穴を開けて、図面の順番に沿ってはめ込んでいきます。
その土台の下に基礎パッキン(黒い板状の物体)。
基礎パッキンには幾つかの種類がありますが、
今回は最もポピュラーな全周換気タイプです。
土台の下に厚さ2cmの空隙のあるパッキンを挟み込んで、
コンクリートと木材が直に接するのを防ぎ、
ついでに床下の換気も行うというものです。
なんで挟むかと言えば、コンクリートは湿気を含むからで、
土台への影響を抑えるためなんですね。
そしてこちらは、換気口のないタイプ。
こちらが玄関に使っている気密タイプ。
黒い部分の向こう側は見えません。
玄関の中だけは外の空気が入り込むと寒くなってしまうので、外気を止めます。
ちなみに、きららホームでは丸型換気口を選ぶこともできます。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご相談いただけると幸いです。
今回のT様邸の仕様は、使用する木材の量が半端なく多い素晴らしい建物ですので 、
T様邸の土台伏せは2日間かかります。
続きは明日 (^ー^)ノ~~
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土台伏せ 基礎パッキンを挟んで通気を確保 岐阜県瑞穂市