すっきりした屋根 フルフラット型防災瓦 岐阜県瑞穂市
きららホーム代表の井上隆元です。
最近の屋根瓦は地震対策で軽くするため、
土を使わない方向に進化しています。
ですので昔のように、瓦の裏側に雨水が回り込んでも土が吸収してくれるハズはなく、
雨漏り対策で瓦の下に、防水用のシートを敷くのが定められています。
このシートだけでも雨を防げますが、それはあくまでも二次防水(予備防水)。
屋根の主役はあくまでも瓦 ↓ です。
(防水シートがあるからと安易な考えで工事すると雨漏りのもとになります)
本来、瓦と呼べるものは粘土を焼いたものだけを指し、
セメントや金属での成型品は瓦とは言わないんですね。
それはともかく、粘土を焼いた瓦の耐久性は50年以上にもなり
メンテナンス費用が群を抜いて低い、すごく優秀な素材です。
そんな瓦は、地震や風でずれたりしないように横桟の木を打ち付けてから
それに引っ掛けるようにしながら
複雑な形状のステンレス釘打ちで固定します。
瓦の良い点は、
①抜群の耐久性
②遮音性
③家が堂々としたデザインになる
④長い歴史に裏付けられた信頼性
⑤日本の風土によく合っている
⑥瓦を載せられる家は丈夫で強い
逆にデメリットは、
①「重い」イメージ
②モノによっては非常に高額
③職人の腕が要求される場面がある
④コスト、重量、工期等あまり勧めたがらない住宅会社もある
⑤瓦の重量に耐えられる、しっかりとした家が前提
などです。
瓦の形状も幾つかあって(みんな一緒、じゃないんですよ)、
今回のT様邸では「フルフラット」型が選ばれました。
遠目で見ると凸凹が目立たず、横一列の線が見えるだけで高級感があり、
最近増えてきた形状です。
全体像が見えるのは足場が外れてからで、それはまだしばらく先になります。
楽しみです♪
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
お客様専用ダイヤル 0120-28-5893
すっきりした屋根 フルフラット型防災瓦 岐阜県瑞穂市