自宅の鍵を玄関に置くのは、防犯上はNGです。 岐阜県瑞穂市
きららホーム代表の井上隆元です。
私たちが住むここ岐阜県西濃地方では、
2~3年くらいおきに空き巣の被害が報告されます。
それも集落ごとに2~3日の間に多数やられる傾向があり、
特に夏や年末年始は、空き巣が多くなる時期だそうです。
帰省や旅行で留守になったり、家族そろっての外出が増えるからです。
気になるのは、ガラス破りや施錠し忘れの出入り口の他に、
玄関から堂々と入られるケースがあることです。
I なぜ、玄関から堂々と空き巣が入れるの?
長期の外出時は、家中の戸締りの確認、
新聞の配達を止めてもらう、
ご近所への声掛け、
タイマーを使って家の電気のON・OFFを行うなどの対策を
あなたのご家庭でも取られているかと思います。
意外に長期不在時ってのは、入られにくいのかも知れません。
問題は日常生活の中での、ほんのチョットした時間にあります。
ここで、あなたに考えてほしいことがあります。
それは、鍵の置き場所。
よく耳にするのは
「鍵は玄関に置いておくのが家族共通のルール。」
「玄関なら鍵を探さずに済むから」
「ちょっとお洒落に玄関に鍵置き場を作りました~」
でも、ちょっと待ってください。
それって、防犯の面から言えば、
とんでもないリスクを負いかねないんですよ。
I 玄関先に鍵を置くリスク
玄関は家族の出入りの他、訪問者を迎える場所でもありますね。
訪問者が善い人ばかりならいいのですが、
なかなかそうはいかないのが、このご時世。
もし玄関先に鍵が置いてあれば、あなたが何かを取りに奥へ行った隙に
鍵の番号を控えてしまうかもしれません。
用事があるふりをして、玄関の中をチェックしていく人物がいます。
玄関に入って、もし目につくところに家の鍵があれば、
家の人に何かを探してもらいに奥へ行ってもらいます。
それはほんの数分の間。
それだけあれば鍵を型取るには
彼らにとっては十分な時間だそうです。
それと、玄関内で待っている人だけが危ないのではなく、
あなたが近所にゴミを捨てに行った、
ほんの数分の間に鍵を盗っていくワルモノも存在します。
これらはどちらも、鍵や合い鍵が良からぬ人物の手に渡ってしまうので、
とても危険な状態になってしまうのは、お分かりですよね。
そして後日、誰も気づかないまま、
玄関からその鍵を使って家に入り込まれる、
そんな事件が実際に起こっているのです。
新しい鍵であるディンプルキーは破るのが難しく、
玄関・勝手口からの空き巣被害を大きく減らしてくれました。
でも鍵そのものをコピーされたり盗られたら、侵入を防げません。
l 防犯上のリスクを下げるために
少しでも防犯上のリスクを下げたいとお考えなら、
鍵は玄関先に置くのではなく家の奥へ、
玄関に置きたいのなら、せめて下駄箱の扉の裏側など
人目に付きにくい場所にしまうと、抑止力が上がります。
日頃の使い勝手を優先したい気持ちは分かりますが、
訪問者の目につきやすいところに鍵を置いておくリスクは
どんなものなんでしょうか?
空き巣に入られた方は
「まさか、ウチが狙われるとは思ってもみなかった」
「軽く考えていた、うかつでした」
と仰います。
鍵の保管場所は、利便性よりも安全を優先して
保管の方法を考えても良いのではないでしょうか。
<追記>
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