木でつくる和風の霧除け庇 岐阜県瑞穂市近郊での新築住宅
きららホームの井上隆元です。
今では新築住宅のほとんどで見かけなくなった、木製の霧除け庇(きりよけびさし)。
お施主様のT様は
「木造こそ家だ」とおっしゃられる方で、
この新しい庇を心待ちにされていたそうです。
霧除け庇に使う木材は、ひのき・ヒバ・松・杉などいろいろありますが、
共通しているのは、水分に強い点!
霧除けの「霧」は、夜露が降りても床が濡れないという意味からきています。
通常の屋根だけでは、夜に掃き出し戸を開けておくと、
フローリングが夜露で湿ってしまう時があります。
屋外に置いてある車に夜、乗ろうとして
びっしりと露が付いているのを見た経験をした方もあると思いますが、
気温が下がったことで、空気中の水分が付くんですね。
それがこの霧除け庇があることによって、そうした水分から家を守ってくれるんです。
この効果は大きく、古い木造住宅の中には30年以上も外壁塗装もせずに
それでも何ともなってない、と言う事例が多い理由のひとつになっています。
この画像は裏板を張っている場面です。
80kgを超える重さの棟梁が体重をかけても、びくともしません ♪
下から見上げると、この通りです。
まだ汚れ防止の養生がついたままの、組み上がったばかりの庇は、
何とも言えない美と優しさを表現してくれています。
画像ではうまく表現できないのが残念ですが、木材の香りの良くて落ち着くんですよ。
外部の木工事も終わりに近づいてきて、もうすぐ外壁を貼る工事に入ります。
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ありがとうございます
追伸
T様邸の霧除け庇の完成写真です
屋根よりも低い高さで付いていますよね。
これが霧除け庇で
木の庇は独特の美しさがあって、
和風住宅に本当によく合います。
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
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木でつくる和風の霧除け庇 岐阜県瑞穂市近郊での新築住宅