揺れ動く心と自分をコントロールする難しさ 高校野球
きららホームの井上隆元です
我が母校、本巣松陽高校野球部の夏は終わってしまいましたが
延長15回、引き分け再試合
その再試合も延長11回と
とても見ごたえのある熱戦を繰り広げてくれました。
野球は数あるスポーツの中でも
最高にチームワークが必要なもの、と私は勝手に思っていまして
それは、選手が向いている方向を一つにすることの難しさ
多分野球が一番なんだろうな、って理由からです。
攻守交替がはっきりしていて、状況が刻々と変わる野球。
1試合目、本巣は序盤大量得点のチャンスが幾度かあったんですが
動いたことで固くなったのか最少得点で終わる。
追う者の強み各務原は追い上げていき、ついに7回に勝ち越し。
でも9回ツーアウトランナーなしから本巣に同点にされてしまう。
あと一人で勝てると思った心の隙、
「野球はツーアウトから」とはよく言ったもの
このあたりの心理は、スタンドから客観的に見てたので分かるだけで
いざ自分がグラウンドの中にいたら、見えなかったかもしれません。
真剣勝負の最中の心の動きは、繊細なものです。
そして回は進み、点を取ったら取り返す
そんな好ゲームが2試合に渡って繰り広げられたんですね。
もう両チームともに拍手(パチパチパチ)
自分がプレーするのではなく動くのは選手で、それも高校生。
動かす監督さんも大変!
状況によって選手の心は微妙に揺れ動きます。
そしてそれがプレーに表れる。
フォアボール・走塁ミス・バント失敗・送球がそれる・・・
楽しむとか、勢いに乗ってとか、伸び伸びとか
そういうのってピンチ、一打逆転の時に
どれくらい役に立つのかなーって思うわけであります。
試合中ずっとそんな精神状態でいられるわけもなく、
いざって時に自分をコントロールするには、
日頃どう過ごすといいんでしょうか?
な~んか説教くさくなってきちゃいましたが
そんな心の鍛錬をするのに、野球って最適なスポーツなんだなと
気づかされた後輩たちの戦いぶりでした。
感謝
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