下から見えない屋根塗装 業者選びは担当と職人の顔が見える会社を 岐阜県瑞穂市
きららホームの井上隆元です。
今回は屋根塗装と業者選びについて、お話させていただきます。
玄関から外に出てすぐ家を見上げても、屋根は見えませんよね。
屋根は下から見えない分、外壁よりも目につきにくい部位なので
それだけに心無い人たちから、狙われやすいようです。
この家は、屋根を塗装して7年になるそうですが、
変色・劣化ぶりが目立ちます。
7年前、突然やってきた地元でない訪問業者に屋根塗装を勧められ、
塗ってもらったそうです。
それにしてもこれはよろしくないですね。
塗料が完全に剥げているところもあれば
屋根材から浮き上がって膨らんでいるところもあります。
7年でこんな状態になってしまう原因は何でしょうか?
①塗装の工程を省いた
屋根塗装は本来、高圧洗浄→下地調整→乾燥→
下塗り(2回の場合もある)→中塗り→上塗りと進みますが、
この家では、高圧洗浄、下地調整、下塗り、中塗りまで省かれていたようです。
つまり上塗り1回のみ。
色を付けただけだったんですね。
②オリジナル塗料とは?
塗料は「シリコン」とだけで、商品名もメーカーも不明。
ま、いわゆるオリジナル塗料というものですね。
塗料の中に1%でもシリコン成分が混ざっていれば
「シリコン塗料」と名乗ってもいいという現行制度を悪用、
しかし実態は、安い塗料のラベルを張り替えただけで
自社開発のように見せているんですね。
③塗料の耐久性が低い
塗料は大まかに分けて
水系(水性)
溶剤系(油性)
があります。
最近は環境に優しい観点から水系塗料が選ばれるケースが増えていますが、
屋根のように夏70℃~冬氷点下、そして
雨、雪、霜、風、鳥のフン、黄砂に含まれる酸性の物質などに
常時さらされる過酷な条件下では、
現状では溶剤系の方が耐久性が期待できます。
ここの家は下塗りも無く、
上塗りの水性シリコン塗料1回きりの塗装と思われるので、
屋根の塗装としての役割を、
全く果たしていなかったようです。
※環境に優しいという観点から、弱溶剤系塗料の開発も進んでいます。
環境、そして人体にも溶剤系よりぐっと優しくなっています。
④職人の手間を滅茶苦茶に削る
この家の方に聞くと、
「それはもう一所懸命やってくれた」職人だったそうです。
それがどうしてこんな結果に?
しばしば取り上げられる
建設業界の構造的な問題に、
生活できるかできないかというところまで
職人の手間賃を削ることがあります。
聞くところによるとそれはもう、
江戸時代の水飲み百姓ですか⁉っていうほどの半端ない低賃金!休みもなく一生懸命働いても、どうにもならない金額で請ける職人たちは、
ダメだと分かっていても、やりたくなくても、
生活のために手を抜かざるを得ない状況に追い込まれます。
これは有名で大きな会社でもまかり通っている問題なので、
ましてや訪問業者さんにおいては、推して量るべしです。
今回のようなケースはレアでなく、時々出会います。
下からは見えにくい屋根に特に多いようです。
「ウチだけこんなになっちゃって・・・」
と嘆くことにならないよう、
屋根塗装をお願いする業者は
地域での実績があり、
担当者と職人の顔が見える会社、
これをまず第一に考えられるようお勧めします。
そういう会社は「ダメならよそに行けばいいや」なんて考えもしないので
長く付き合うことも出来ますしね。
岐阜県瑞穂市と近郊地域の安心できる塗装の専門店
株式会社きららホーム
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