環境汚染のない 天然石を使った地盤改良工事 岐阜県瑞穂市O様邸

環境汚染のない 天然石を使った地盤改良工事 岐阜県瑞穂市O様邸

 

きららホームの井上隆元です。

大きな地震があるたびにTVで傾いた家屋が映し出され、

中には大きく損壊している住宅を目にした人も多いでしょう。

 

なぜか放送される壊れた家は木造ばかりですが…

鉄骨系の大きな会社の家も

壊れているのに ヽ(`Д´メ)ノ

 

 

建物を支えているのは基礎。

その基礎が載っているのが地盤。

それを強化するのが、地盤改良。

工事では、こんな機械を使います ↓

 

地盤改良にはたくさんの方法があります。

・杭を打ち込む(コンクリート、鋼管、木)

・土壌にセメントや樹脂を混ぜて固める

・一定の深度までの土を軽い素材に置き換える

・地中で杭状にしたセメント、天然石(砕石)で支える

 

今回の工法は4番目、天然石(砕石)を使うものです。

 

 

さて「液状化現象」という言葉、

TVでよく流れるので多くの方がご存じかと思います。

水分が多くて砂地の地盤が、地震の揺れで液体のように動き、

地表に噴出したりして建物を傾けてしまう現象です。

東日本大震災の時、千葉県浦安市では

遠浅の海を埋め立てた土地が多かったため

数多くの新築住宅が傾いてしまいました。

海岸近くなので当然地盤改良は行われていた、にもかかわらず。

 

原因は地盤改良材そのものが

液状化し不規則に動く土壌に合わせて動いてしまったからです。

杭そのものがモグラ叩きのような動きをした、ということです。

 

そんな中、家屋が傾かなかった工法のひとつが

天然石を使う地盤改良なのです。

右下に写る天然石は、地中の中ではコンクリートのように固まりません。

むしろ隙間だらけ。

しかし地震の時には、その隙間に水分が逃げることで

液状化現象を抑制する働きがあることが分かりました。

 

 

では、天然石でどうやって地盤改良するのか?

それを順に説明していきます。

あらかじめ計算で出しておいた改良ポイントに

オーガーという大きなドリルで穴を開けます。

風の音がすごいのと、時折ボケるので見にくくて申し訳ないのですが

地面に穴を開ける時の動画です。

 

次に、こうして開いた穴に天然石を少しづつ入れながら、

重量のある筒で押し固めます。


 

これも動画があり、相変わらずの視聴しづらさを我慢して

ご覧ください。

これを順に繰り返して、地盤の中に天然石を押し込んでいきます。

表面まで押し固めた天然石で埋まればここは終了、

次のポイントに移動して、同じ作業の繰り返しです。

 

ポイントの数は、地盤の強度、

建物の重さ・大きさによって変わります。

 

 

現在、当社で地盤改良を行う場合は指定がない限り

天然石を使う地盤改良工事採用させて頂いております。

なぜ、この工法が良いのか?

それにはちゃんと理由があります。

 

まず第一に、先に挙げた液状化現象に強いこと。

そしてもうひとつ、

実はこちらの方が大きな理由なのですが、

将来の産業廃棄物化を防げること、にあります。

 

 

もしも、の仮定でお考えください。

40年、50年経って、もしお子さんやお孫さんの代に

その土地を手放す場合が訪れたとしたら・・・

建っている家ごとであれば問題ありませんが、

更地にして売る場合、

コンクリート・セメント・樹脂の地盤改良材は

地中埋設物とみなされ、撤去しなければならない事態が考えられるのです。

 

これは現在でも既に起こっていて、

地面の下深くに埋もれた地中埋設物を掘り出すのは簡単ではなく、

その費用負担は売り主にかかる可能性が益々大きくなっています。

 

そういうことが分かっているのなら、

今から後孫のリスクは減らすべき

との考え方から、

天然石を使った地盤改良工事を採用しているわけです。

 

今回はここまで

あなたの家づくりにお役に立てれば幸いです  \(^O^)

 

株式会社きららホーム
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お客様専用ダイヤル 0120-28-5893

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