木が倒れる瞬間を撮影! 迫力の伐採体験!! 岐阜の工務店きららホーム
きららホームの井上隆元です。
木は私たち日本人にとって
数千年以上もの間にわたり慣れ親しんでいる素材。
割りばしから住宅、そして新しい国立競技場も木で造られていますね。
木を表す「きへん」が入っている漢字の数は、
水を象形化した「さんずい」に次いで2番目に多く、
昔からそれだけ木は身近な存在だったと言える証拠ではないでしょうか。
他にも機、机、札、棚、械、桃、柿、橋、材・・・まだまだありますね。
木は誰かによって山で切られ、
加工されて私たちのもとに届きます。
山で切る=木を伐採するという体験は
ごく少数の人しかしたことがない、大変に貴重なものです。
その伐採の瞬間の映像は、このまま読んで頂ければ出てきますが
まずは今回の伐採についての事前情報をお伝えしたいと思います。
場所は新潟県新発田市。
「もっと美人になれる」と有名な月岡温泉から車で40分ほどの山林
冬は3m以上の雪が積もる豪雪地帯にあります。
気候的に北日本は桧(ひのき)が育たないので、
山のほとんどが一面の杉林となっています。
不思議な事にこういう山の中では、ほとんどの人がマスクを外します。
花粉症っていうのは、鉄やコンクリートに囲まれた環境も
原因のひとつなんでしょうね。
そして ↓ こちらが今回伐採される木です。
樹齢110年、明治初期に植えられた杉で、今まで大切に育てられてきました。
これだけの樹齢だと35mは優に超える高さになり
切り倒すにも慎重に慎重を重ねます。
大型チェンソーで切り込みを入れ、楔(くさび)を打ち込みます。
そして来場の方へのサービス、楔打ちが始まります。
そういえば、あのアメリカ大統領、
アブラハム・リンカーンがこう言っていますね。
「もし木を切り倒すのに6時間を与えられたとしたら、
私は最初の4時間を、斧を研ぐのに費やすだろう」と。
実際に大木を目にすると、納得がいきます。
話を伐採体験に戻します。
来場者が順番に楔を打っていき、誰かの最後の一打ちで木は倒れます。
もしかしたら次はあなたが、その役目を果たすかも知れません。
そして、いよいよ倒れる瞬間がやってきます。
(この映像は、お客様と一緒に新潟にある夢ハウス主催の伐採ツアーに参加、
杉の大木が倒れる瞬間を撮影したものです。)
木の先端が揺れ始め、最初はゆっくり、
途中から急激にスピードを速めて一気に
ドーン! オオ-!!w(゚o゚*)w
もう一度見てもらえると分かりやすいと思います。
倒れた木の先端から10mほどのところで撮影していたので、
私が感じた音と風圧の物凄かったこと。
「こんなに迫力のあるものなん、伐採って!」
( ゚Д゚)
周りの人たちも
「びっくりー!」
「すごいねー!」
木が倒れた直後、安全を確認したら
来場の方は自由に近寄れるようになります。
その時の子供たちの感想は
「木が泣いてるみたい」
そうなんです。
切り口からは水がどんどん、どんどんと溢れ出てくるんです。
子供たちの感性、とってもいいですね。
伐採された木は 製材 → 乾燥 → 製材 → 加工の工程を経て
私たちのところにやってきます。
きちんと手入れされていた杉の木なので、いい柱が採れそうです。
柱でなくても板や雑貨に姿を変えて、木は役立ってくれます。
そして跡に残ったこの切り株は、
次の苗木が育つまで根が生き続けて、
山を守ってくれるんだそうです。
「他の役に立ち続ける」
伐採体験で自然や木を通して私は学ばされます。
非日常の体験だからこそ、強く印象に残り続けるんでしょうね。
ありがとうございます
木とふれ合う家づくり
株式会社きららホーム
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