危ないお風呂での寝落ちと、浴室熱中症 岐阜
お風呂で寝落ちしたことがありせんか?
実は私、何度か経験していまして、
ある時をきっかけに寝落ちは無くなったんです。
仕事で疲れた日の夜、ゆったりとお風呂に入ってました。
知らない間にウトウトして、顔が段々と下を向いていって・・・
夢うつつの中、
「なんか苦しいなぁ」
で思ったんですね。
息ができなくなっていくんです。
「今風呂に入ってるんじゃなかったっけ?」
「もしかして、このままじゃヤバいかも?」
気づいた時は、完全に顔が湯船に浸かってました。
慌てて顔を上げ息を吸った時には、
頭がボーッ
心臓はバクバク・・・
完全にのぼせてましたね。
マジでヤバい瞬間でした。
今でも怖い思い出として残ってますので、二度と寝落ちはしていません。
この湯船の中でのウトウト、
医学的には浴室熱中症の前兆症状なのだそうです。
室内でも熱中症になる
熱中症は暑さや運動など体温の上昇で体の中の水分・塩分が不足して、
その結果体温調節がうまくいかなくなる状態を指します。
そもそも熱中症は暑い夏の間に起こるものと思われていますが、
家の中ではそうとも言えないのです。
過度な暖房加湿に加えて水分・塩分不足になって体温調節機能が低下、
様々な体の異常が現れます。
特に体の感覚機能が下がっている65歳以上の高齢者の方、
「歳を取って暑さに強くなった!」
と思っている人が意外に多くいらっしゃいますが、
暑さを感じる機能が低下しているのが本当の理由かもしれないので、
十分に気をつけてください。
そして体温調節機能が十分発達していない乳幼児にも注意が必要です。
特に浴室内は要注意の場所。
浴室内での熱中症による事故は冬だけに限らず、
春夏秋でも発生しています。
(私も危うくその中に入ってしまうところでした)
そんな浴室熱中症を予防することは十分に可能です。
浴室熱中症を防ぐために
浴室が家の西側にあると、西日が当たって太陽の熱が入り込みます。
窓があれば尚更です。
対策は、
・外壁、窓の遮熱性能、断熱性能を高める
・窓は西側に設けないか、小さくする
・換気機能を持った窓にする
そして、
・お風呂に入る前と出た後に、コップ1杯の水を飲む
・浴室内の熱気や湿気を扇風機などで和らげておく
などの方法があります。
浴室の窓は不要?
高性能住宅などでは、高気密高断熱を優先するあまり
窓を開けるのを勧めないケースがあります。
そして防犯上や防音の観点から、浴室の窓を無くす人もいるようです。
いずれももっともな理由ではありますが、
換気の面から言えば、どんな機械よりも自然の力の方が上ですし、
防犯なら窓の形や大きさで対応できます。
健康で快適な暮らしができるよう、
柔軟な発想でお風呂を考えてみましょう。
要チェック! 浴室熱中症を防ぐために
1.42℃以上のお湯にしている
2.肩まで入らないと気が済まない
3.10分以上湯船の中にいる
4.たくさんの汗をかくまで入っている
5.湯船に入りながらウトウトした経験がある
6.入浴前後の水分補給はしない
あなたが該当したものは、いくつありますか?
3つ以上当てはまった人は要注意とのことなので、
十分に気をつけてくださいね。
塩分補給に気を遣うのが面倒だよ!という方は
手軽な方法として、みそ汁を飲むと良いそうですよ。
適度な塩分に加えて植物性タンパク質や
野菜のミネラル分も一緒に摂取できるからです。
塩分を摂れば自然にのどが渇くので
水分も摂れますしね。
あ、言い忘れてました。
飲酒後の入浴も危ないそうです!
暑い時期は特にビールが進みますが、
家族のことも考えて注意しましょうね。
株式会社きららホーム
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