左官職人の技(塗り・タイル張りの動画) 岐阜県瑞穂市の工務店
このブログには若手左官職人による仕事の動画が
3本張り付けてあります。
是非ぜひ最後までお見逃しなく。
岐阜県瑞穂市のO様邸でのリフォームの様子です。
O様邸は築60年になる古民家、
最初は家の中から。
湿度を調整してくれる作用のある珪藻土(けいそう土)を
「ラフ仕上げ」で塗っています。
油絵を描かれる奥様が、左官職人のコテさばきをご覧になり
「いったい何年経ったら、そんなふうに塗れるのかしら」
「僕ですか?僕は18年です」
「すごいわねー。さすが職人さんだわ」
そんな会話が弾みつつ、それでも手が止まる時はないんですね。
↓ 実際の塗り模様「ラフ仕上げ」
わざとコテムラを出して光を和らげ、
印影を楽しむことができます。
そして家の中に続いて、次は外部の玄関です。
昔ながらの玄関を、明るい南欧風にリフォームします。
直線で作られた玄関の庇をR(曲線)の形にするため、
先に大工によって形を作っていきます。
曲線の雰囲気が出来てきていますね~
柱も新しくなっています♪
よく見ると、玄関の戸が変わっているのがわかりますよね。
画像では一瞬ですが、左官職人が入れるようになるまで
たっぷり1週間はかかっているんです。
タイルと塗り仕上げになるため、
左官職人が一生懸命下塗りをしています。
壁の下ごしらえをしてから、床のタイル張りに移ります。
そしてイキナリ玄関の床タイルを張り終え、壁に戻りました(笑)
外壁に使ってある黄色っぽいのは、アイカ工業製のジョリパット。
長年に渡って建築工事使い続けられている材料で、
ロングセラーは信頼の証しでもありますね。
左側の白っぽい部分、黄色になっていないところには、
『ブリックタイル』を張ることになっています。
これが外壁に張るブリックタイル ↓
木下地(鉄骨も含めて)に張る場合は
建物が温度差による膨張と縮小、風や地面の揺れなどで動きます。
マンションなどタイルをカチカチに固着させるコンクリートと違い、
動きに追従できるよう専用の接着剤を先に塗って、
そこにタイルを張り付けます。
均一に塗るのがコツ、慣れた手つきですね。
まずは、接着剤を張る壁面に塗っておきます。
そしてタイルの裏側に塗り付けて、押し当てて張り付けます。
ひとつひとつのタイルを手作業で張っていきます。
全体のバランスを見ながら細かな位置調整。
ある意味、根気仕事です。
そして完成!!!
築60年の古民家も思い切ってリフォームすると
こんなに変わるものなんです。
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
お客様専用ダイヤル
0120-28-5893
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