家のつくりやうは夏を旨とすべし?
こんにちは、きららホーム 井上です。
『家のつくりやうは夏を旨とすべし?』
今から700年前、吉田兼好という人が言った言葉で、
日本の家はこの考え方によって造られてきました。
風の通り道、太陽の光の採り入れ方など、大変に優れた建て方なのですが、
囲炉裏(いろり)や、釜戸が無くなった今、冬には寒くてしょうがないという、
マイナス面が目立つようになっていました。
家から熱が逃げる割合は、床10%・外壁19%・屋根6%・換気17%
そして、残りの47%は窓からの、開口部からだそうです!
つまり、熱がにげる約半分は、窓などの開口部です。
逆に考えると窓から逃げる熱を減らせば、冬の寒さ対策になるのです!
家のつくりやうは夏を旨とすべし?