岐阜 丸い木の浴槽 木製の風呂
あ
きららホーム代表の井上隆元です。
私が小学生のころまで、家の風呂は木でした。
ついでに風呂釜も薪を燃やすタイプで、
風呂を沸かすお手伝いを、よくしていました。
そしてこちらは、木でつくった浴槽の写真です。
出来上がったばかりの新品ですよ。
長手方向1.2mの大きさで、
0.75坪のユニットバスサイズ(1216)用に作ってあります。
この、丸桶を造ることの出来る職人さんは、
岐阜に一人しかいません。(全国でも3人!)
↓この人です。
当社の大工さんの親戚の方です。
誰もが造れる品物ではない、正に伝統の技の極地です。
岐阜県の大垣市は、昔から木の枡の生産量が日本一ですが、
そんなところも関係あるのかもしれませんね。
四角い風呂桶は、この職人さんいわく、
カンタンに作れるんだそうです。
丸いのになると、少々難しいんだとか。
一流の職人が言う少々って言葉ほど
信用ならないものはないことは知っていますので、
奥の深い世界なんだろうなって予想はつきます。
しかし、桶が丸くなるように木を削り、
鏨(たがね)で締め付けて作り上げるその技、
本当に見事です。
岐阜 丸い木の浴槽 木製の風呂
ご注意!
このブログに登場いただいた職人さんは
高齢のため引退されました。
長い間ご苦労様でした。