耐震のための壁をつくる 岐阜・羽島市
きららホーム代表の井上隆元です。
羽島市リフォーム現場・M様邸は現在、リビングの大工工事に移っています。
地震の揺れに対する抵抗力をつけるため、
壁の補強を行っています。
ただ闇雲に壁を強化すればよいというものではなく、
今回は部分的なリフォーム工事なので、家の造りから見て、
一番弱点成りうる箇所を重点的に手を入れてます。
土壁を残したまま、柱と土台、梁の内側に合板を埋め込みました。
柱の太さが4寸(12センチ)あったのでできた工法です。
地震で建物が変形した時、壁は平行四辺形になりますが、
その時に埋め込まれた合板を圧縮しようとする力がかかります。
合板は引っ張るより圧縮に対する抵抗力の方が強いので、
耐震上とても効果的な方法です。
こちらの写真は、さらに合板を重ねて張って、
隣の壁まで耐震壁にした時のです。
1.8mの合板を、横に張ってあります。
これで2枚の壁が一つなって働きますく効果が期待できるのと、
柱を持ち上げようとする、いわゆる引き抜きの力に対しても、
重ねて張った合板が土台と柱、柱と梁を引き留めてくれます。
もちろん釘を打つ間隔、釘の種類を選ぶのも大切です。
せっかくリフォームをするのであれば、やっておいた方がよい工事は、
同時にされることを、きららホームではおすすめしています。
その時にしかできない工事もあるのですから。
お客様専用ダイヤル 0120-28-5893
耐震のための壁をつくる 岐阜・羽島市