甲子園 当たり前のことを、驚くほどのレベルで徹底してやり続けるチーム
きららホーム代表の井上隆元です。
甲子園で高校野球の熱戦が続いていますね。
先日は、岐阜県代表の大垣日大高校が、
8点差を逆転する劇的な勝利を挙げました。
本日の第四試合の山形中央(山形)vs小松(愛媛)の試合を見ていました。
試合は9-8で山形中央の逆転勝ちでしたが、
8回を終えた時点で、山形中央は3点差で劣勢でした。
普通なら、小松高校が勝つパターンです。
9回表の攻撃。
山形中央の選手たちは、気負う事なく、
自分が今すべきことに集中していたように思います。
それに対して、守る小松の選手たちの表情には、余裕がありませんでした。
土壇場で心が揺れ動いたのは、
勝っている小松高校の選手たちです。
連続ヒットで塁が埋まっていく。
「こんなはずでは・・・」
小松の選手たちは、そう思ったはずです。
浮足立っては、悪い流れは止められないという、
勝負の原則を見たように思います。
9回の攻撃に留まらず、山形中央の選手たちの動きは
テレビを通しても見事の一言でした。
全力疾走、カバーリング、お互いの声掛け、礼儀正しさ、
そして刻々と変わる流れに心を乱されない強さ。
当たり前のことを、驚くほどのレベルで徹底してやり続ける。
尊敬できる指揮官が山形中央高校にはいらっしゃるのでしょう。
これからの大会が楽しみです。
甲子園 当たり前のことを、驚くほどのレベルで徹底してやり続けるチーム