リフォーム業者によって見積書の金額が違うわけ
こんにちは。きららホーム 代表の井上です。
毎日暑い日が続いていますね。
そして時折雨が降ったりして、
みんな元気に仕事をしていますが、
湿り気、湿度ともに、ホント現場泣かせです。(;_;)
さて、現在リフォームが進行中の岐阜の現場から、解体材が引き揚げられてきました。
写真の材木がそうです。
一見、まだ使えそうに感じるかもしれませんが、
よ~く見ると、ねじれてしまっています。かなりのねじれです。
さらに反りもあります。
骨組みである木材がこんなに歪んでいては、
真っ直ぐに仕事をしようとするのが無理な話です。
これらの木材は、普通に生活している時には見ることはありません。
解体した時だけ、表に出てきます。
人間の体のように、レントゲンのような機械を使えれば、
骨の歪みや傷み具合が誰の目にも分かるようになるんですが、
家はそうはいかないんですね。
リフォームを見積もる時、いつもこうした木材の交換まで見るかどうか考えます。
自社の売り上げを優先するなら、骨組みの修正は一切無視した見積りになります。
その方が金額が安く済みますので、選ばれやすいからです。
ところが、その家で長く住まわれるご家族のことを考えると
見積書の内容が違ってきます。
見えないところであっても、直せるところは直しておく
という計画を立てようと思うんですね。
当然金額は上がりますので、選ばれない可能性が高くなることは承知の上です。
長い目で見れば、その方がお客様のためになると信じてのことですので、
悔いがないようにしたいからです。
無論どちらの見積りを出してきた業者を選んでも、間違いではありませんよ。
お客様自身の価値観に基づいて選ばれればいいと思います。
でも、見積書の金額が違うということの中身には、
こんな隠れた理由が潜んでいるかもしれない、ということは、
覚えておいてくださいね。
それではまた。
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リフォーム業者によって見積書の金額が違うわけ