「一流の職人」が持つ雰囲気

「一流の職人」が持つ雰囲気

 

きららホーム代表の井上隆元です。

一流の職人などと、またまた大層な題目ですが、

私がこれまで出逢った、仕事の面で尊敬できる職人の雰囲気についての話です。

あくまでも雰囲気なので、私の独断と偏見が多分に入っていることを、最初にお断りしておきます。

(思いっきり独断と偏見っす)

 

よくテレビなんかに出てくるような職人技。

確かに素晴しいですが、ありゃパフォーマンスの域ですね。

人間国宝のような、一流の上に超が幾つも付くような方たちは、

テレビの前で自分の技をひけらかすようなことはしません。

本当に凄い職人技は、時間が経ってから分かるものです。

表面をきれいにするのは、普通以上の職人なら誰だってします。

でも何十年、お寺などは何百年も先の姿を思い浮かべ、

その時に本来の姿が現れるように仕込んでおくということは、誰にでもできることではないのです。

それは人の目に触れない、見えない作業です。

その見えない部分の仕事を大切にするのは、ある意味職人の矜持と言えます。

おっと、いきなり核心に行ってしまいました。

歴史的建造物に携わる人たちでなくても、 一流の職人は、

同じように未来を見据え、見えないものを本当に大切にします。

 

一流の職人が一流たりえるのは、継続性にあります。

昨日も今日も、明日も、一年後も十年後も、基本の繰り返しです。

普通の職人にとってはファインプレーとなるような仕事を、

さも当然のように涼しい顔をしながら、淡々とこなしていきます。

そこにスタンドプレーはありません。

師匠(親方)から教わり、自分のものにして、さらに上を目指す。

師匠から教わる技術的なことは、表面的には誰にでもできるようにはなります。(ある程度までは)

その誰にでもできること(ある程度まで)を、誰にもできない期間をかけ続ける。

来る日も来る日も、10年、20年、40年と続ければ、それはいつか、

誰にでもできることではなくなっているのです。

そうして得た技の伝承が、伝統となって受け手がれていくのです。

 

一流の職人は、心の中に鬼!が棲んでいるようです。

仕事の場で出てきたりします。(だから怖く思われるのかも?)

普段は、ごく普通の人に見えますし、取って食われることはありませんのでご安心を。

ただ、専門分野を極めているので、 その分野に関しては滅法詳しいです。

質問にも的確に答えてくれます

これは頭がいいとかいうレベルではなく、実戦に裏打ちされた知識と応用力というべきでしょうか。

 

そして、自分の腕と、その技術を身につけられた自分自身に対して、

強い自信を持っていますので、割と落ち着いた行動をされる人が多いようです。

また、作法や現場でのしきたりは、きちんとしています。

 

と、まあ思いつくままに一流の職人の雰囲気について書いてきました。

他にもまだまだあるんですが、と~~っても長くなってしまいますので、

この辺にしときます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!!

 

「職人さん」シリーズ
前の記事 「職人」にも三通りの人がいます。  大志を抱く・技術優先・食えればいい

 

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