職人の技 はた目には簡単そうに見えても

職人の技 はた目には簡単そうに見えても

 

こんにちは。きららホーム代表の井上隆元です。

実は、現代の一般的な新築住宅では、職人の技を見かけることが少なくなっています。

基礎の鉄筋は工場加工、

柱や梁などの構造材はプレカット、

屋根は金属やセメント製が多い(東海地区では瓦の人気は依然高い)、

外壁は工業製品のサイディング、

サッシ、ドアも既製品、

内壁は石膏ボード、

壁はビニールクロス張り と、

コストを下げるために、施工が簡単な工法ばかりとなっています。

(よーく見ると、時々職人技を発揮している時もあるんですけどね)

 

じゃあ、もう職人の技が見られないの?と言えば、そうでもありません。

大きな規模のリフォーム、特に古民家など古い家の再生リフォームには、

熟練の職人が欠かせません。

よく、新築をやっている会社の方が、 リフォーム専門の会社より技術が上、

なんて言われることがありますが、そうとは限らないんですね。

「両方できるよ」ってのが高い技術を持ってる人だと、私なんかは思うのですが。

その「両方できる」の中でも、古民家再生は特に難しいんです。

 

職人の技がどれほど凄いものかは、実際に職人さんと話してみるのが手っ取り早いです。

職人は難しい仕事ほど、

「まぁ、俺にとっちゃたいしたことないぜ」

なんて顔をしてますが、(本音は褒めてもらいたいんですよ)

他に比べて時間がかかっているところに気づけば、

「手間をかけてもらってありがとう」

の一言で、いつも以上に頑張ったりするもんです。

 

一流の腕を持つ職人なら、もしその気になれば、

あなたの目の前で、あなたに気付かれないように手を抜くことだって簡単にできるものなんです 。

決してしませんけどね。

さりげな~くやっていることが、実は難しいなんてことはザラにありますよね。

奥様の台所の包丁さばき、

私なんかが見ると、とても真似できないと思うんですが、

板前さんはさらに、さらに上の次元をいってますよね。

話しがあっちこっちに飛んでしまってますけど、

何が言いたいかといえば、きちんと何十年間も修行した職人は、

難しいことを簡単に見えるようにやってしまうってことです。

 

「職人さん」シリーズ
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後の記事 専門職と多能工 「職人」の世界にも変化が

それでは、また。

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