最近増えてきた、「大卒の建設職人」
きららホーム代表の井上隆元です。
最近、建設業界に大卒の職人が増えているようです。
正確な統計があるわけではないのですが、静岡県の建設会社では、
積極的に大卒職人を育成している事例もあります。
私が職人をしていた20年ほど前、大卒は超希少で、
数百人話したことのある職人たちの中で、現場で会ったことがあるのは2人だけです。
建設職人というと一般的にあまりイメージが良くない方で、
学校で勉強もせず成績が↓の子たちが、仕方なく入るところ、と見られてきた過去があり、
実際に彼らの受け皿的な業界でもあったのは事実のようです。
ですので、大学出で職人になると言うこと自体、口にもできないような状況でした。
でも、でもですよ。
そんな建設職人 の世界だからこそ、私のような者であっても、
ゼネコンの監督さん(大〇建設、竹〇工務店、清〇建設、名〇建設)が、私が大卒なのを知ると、
それだけで信頼されるというか、雰囲気が変わるんですね。
「ほう!!」って感じで。
こっちはヒヨっ子で内容が全然伴っていないので、親方の顔に泥を塗らないように必死でしたけど。
私ですらこんな経験しているので、静岡の建設会社は気付いているんでしょうね、
大卒職人のほうが受けがいい場合があるってことを。
福祉科卒の私より、建築科を出た人なら、
建築の基礎学力を持っているのでさらにいいでしょう。
業界は大卒職人を待っていますよ。
職人シリーズ
前の記事 専門職と多能工 「職人」の世界にも変化が
後の記事 優秀な職人さんに助けられた一日
質問、相談、疑問ツッコミなど、お気軽にどうぞ。
フリーダイヤル0120-28-5893
夢ハウスパートナー 株式会社きららホーム