木造 耐用年数を延ばす リセット住宅
きららホーム代表の井上隆元です。
木造住宅の耐用年数について、世間では重大な誤解があるようです。
よく聞くのが、20年そこそこしか持たないの?、というもの。
結論から言えば、
そんなこと、あるわけないですー(●`ε´●)
建売住宅など低価格がウリの住宅を除いて、木造住宅ならばもっと長く住み続けられます。
日本の住宅の平均寿命が26年という統計があるのと、
固定資産の税額が、木造住宅が一番早く減ることからくる、
一種の思い込みだと私なんかは思うのですが。
リセット住宅の施工現場では、建物の補強をしています。
昭和53年に建てられたお家なので古い耐震基準のつくりだったことから、
耐久性を上げるためにしています。
梁の下に補強のための新しい梁を入れて、たわまない(下がらない)ようにしてあります。
梁が細いために2階の床が凹んでいるお家が、意外に多いのです。
通し柱の横の壁の中に、合板を埋め込む形で耐震性能を上げています。
この他にも、筋交いを入れ直したり、木材をつなぐ緊結金物を新たに追加したり、
いろいろな方法で構造的な補強を行っています。
キッチンやユニットバスを豪華なものにするのも大事ですが、
それと同じように、
骨組みの強さを上げてあげるのも、
木造住宅の耐用年数を延ばすのに、とっても大切なことなんです。
ご意見、ご感想・質問は、フリーダイヤル0120-28-5893へ
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