中古住宅で注意すべき 雨漏りの可能性
きららホーム代表の井上隆元です。
中古住宅を購入して住まわれる人が増えているようです。
予算、立地、建物の大きさ、税金など、
いろいろと有利な点が多いからでしょう。
しかし、デメリットもいくつかあります。
今日はそのデメリットの中から、雨漏りの事例を紹介します。
岐阜県大垣市。
2010年に、当時築8年のリフォーム済み中古住宅を購入された方から、
雨漏りのご相談をいただいたのが始まりです。
調査団が向かい、家の中外、屋根も調査。
外壁のシーリング(コーキング)の切れがあるものの、
通常それほどの漏れることはない部分なので、屋根の疑いが濃厚に。
発見!
一番上のカバー(笠木)を外したところ、
全く防水処置のされていない事実が判明。
そりゃ漏れますわ。
(ノ*`Д´)ノ あかんやん !
風が吹いて雨水が登ったら、壁の中が水浸し・・・
やむなく壁をめくって、下の方を調査。
結果はご覧の通り、ずっと下まで水が伝ってます。
玄関外の軒天井も、
雨漏りによるシミで変色してます。
問題は、誰の責任になるかということです。
作り手、売り主、仲介業者。
みんな「法的責任はすでに切れている」の一点張り。
瑕疵保証のない家でしたので、結局お自費での工事を
お客様は余儀なくされました。
この家を買う前に、
建築に詳しい専門家に見てもらっていれば、
このような事態は避けられたかもしれません。
不動産業者さんは、土地の売買のプロですが、
建物のことは分からない人もいます。
中古住宅の購入には、こうしたリスクもあるということを
頭の片隅にでも置いておいた方がいいのかもしれません。
現在では、中古住宅かし保険 という制度もあります。
うまく活用して、リスクを少しでも下げられるといいですね。
質問・疑問・意見ツッコミは、フリーダイヤル0120-28-5893まで
お気軽にどうぞ。
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岐阜県瑞穂市十七条737-1
中古住宅で注意すべき 雨漏りの可能性