塗装は手塗りローラーだから安心?
きららホーム代表の井上隆元です。
昨日に引き続いて、塗装の現調(現場調査)を行っています。
築35年で、過去に1回塗り替えをされたそうです。
木と鉄筋コンクリートを組み合わせて造られた構造の住宅で、
どっしりとした構えの、立派な日本家屋です。
塗装の親方と一緒に屋根に登ってみました。
そして、破風(屋根瓦の下の斜めの板)に近づくと・・・
一部分を拡大した画像です。
破風板のつなぎ目に亀裂が入っていますが、
ある年月が経てば、どのような建物でも起こる現象ですので、
まあ普通のことです。
今回注意するところはそこではなく、
塗装の仕方にありました。
さらに近づいてみますと
破風板はサイディングが張ってあって、表面には凸凹があります。
凸の部分には塗料が付いていますが、
凹には塗料が付いていません。
表面をローラーで
サッ となでただけの塗り方だったのです。
凸にも凹にも塗料を塗り込むには、
同じところを何度かローラーを走らせなくてはいけません。
その手間を惜しんだのでしょうね、
このお家を以前に塗った職人は。
手塗りローラー工法だから安心というわけでもないのです。
信頼できる職人は、ずっと地元で仕事を続けていけるものです。
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
フリーダイヤル0120-28-5893
塗装は手塗りローラーだから安心?