地盤沈下による床の歪みを直す 岐阜
きららホーム代表の井上隆元です。
当社事務所から割と近いところにある、ある住宅での写真です。
「床下の束にベニヤ板で接ぎ木してある。欠陥住宅だ!」
なんて、騒ぎになるかもしれません。
あくまでも、これだけ見ると ですけど。
でもこの接ぎ木、お客様の話によると
新築の時にはなかったそうです。
(;`Д´)/ じゃ何故こんなモノがあるの!?
まあ、これから書くことは、昔田んぼだったとか沼だった、
あるいは大きな地下水脈があるとかいう、
水分を多く含んだ非常に柔らかい地盤の上に立つ、
比較的築年数が過ぎている住宅に時折見られることですので、
みなさんのお家に必ずしも当てはまるということではないことと、
決してこの住宅を建てた会社を庇っているのではないことを
ご承知おきください m(__)m
(本来こういうのは、建てた会社の責任なんですけどね。大手さんですよ)
かつて地下水を汲み上げ過ぎた時代に、地盤が低くなってしまうという問題が、
日本全国でありました。
その時、しっかりと地盤が固めてあった基礎部分は下がらず、
土の部分だけが家の周りの地盤と同じように下がってしまったために、
やむを得ずその当時に、大工さん(もちろん知らない方です)が
床下の束の下に、木を差し込んで接いだんですね。
かといって、これでいいハズがありませんので、
床束を高さ調節できる、鋼製束に取り替えです。
床の上ではレーザーレベルを見ながら 、
床下では横になりつつ、微妙な高さの調整作業です。
特に下がっているところは、ジャッキで持ち上げながら高さを決めます。
全ての床束を鋼製束に替えて、これで凹んだ床が真っ直ぐになりました。\(^o^)/
ただし地盤高さの変動は、地下水位によって
これからも変わる可能性があるので、
「おかしいな?」と感じたら、すぐに連絡くださいね。
岐阜県瑞穂市十七条737-1
株式会社きららホーム
フリーダイヤル0120-28-5893
地盤沈下による床の歪みを直す 岐阜