丙申(ひのえさる) 何がどうなっていくのでしょうか?
きららホーム代表の井上隆元です。
元旦は兵庫県神戸市に行ってきました。
昨年ノーベル賞を受賞された方もお礼に行かれたというお寺で、
干支に秘められた意義をお聞きするのです。
干支というのは古代中国の時の数え方に端を発しているそうで、
迷信だとかなんとか、私には分からないのですが。
ただ、数千年に渡る歴史から生まれた
経験学のひとつなのは間違いありません。
おっと、 丙申(ひのえさる) の話でしたね。
脱線してしまいました。 m(__)m
まず 丙 という字について。
上に 一 があり、
続いて 門がまえ があって、
その中に 人 が入るという字。
まるで、大きな建物の中に入って物事を成し遂げるという
表現がぴったりな字。
そして 申。
甲(こう、かぶと)の上に突き抜ける形をしている。
これぞという道具(多分無形のもの)を持つように心がけること。
ふたつの字が合わさる 丙申 は、
これこそ自分の一生なんだという覚悟と(見えない)道具を持てば、
今まで培ってきたものが花開き始める年になる。
ただし、周囲の情勢を見て鞍替えしたり一貫しないものは、
どんなに大きな組織であろうと、簡単にひっくり返ってしまう。
世界を引っ張っていける日本に早くなれるよう、
そういうリソースは、私たちひとりひとりの中に
すでに用意されているのだから、
静かな気持ちで堂々と過ごすことが大切。
ということです。
本当に勉強になります。
あ、ちなみにノーベル賞を受賞された学者が言われるには、
人間は身のまわりも含めた宇宙全体のことの
100分の3か4しかまだ知らないんだそうです。
自分のまわり・専門分野だけ見るのではなく、
全体も見渡す目線が必要、
ということなんですね。
丙申(ひのえさる) 何がどうなっていくのでしょうか?