凍結注意と積雪世界一の山
日中なのに非常に寒い岐阜県瑞穂市です。
天気予報によると
40年ぶりと言われる巨大寒波がやってきているそうですね。
写真は、うちの裏にある堤防から撮った伊吹山です。
岐阜県と滋賀県の境にある山で、古事記、日本書紀に登場する大和武尊も
この山の大氷雨によって命を落としたと伝わっています。
そんな古くから伊吹山の豪雪は知られていたのですが、
じゃあ一体どのくらい降るのかというと、
積もった雪の厚さ 11,830cm(11,83メートル。1927年2月14日観測)
1日に積もった雪の量 230cm(1975年1月14日観測)
ともに世界一という、モーレツな記録です。
それで、この山の麓にある関ヶ原も大雪が降るんですね。
どんな高い山? と思われた方、標高は1,377メートルで、
それほど高いってわけでもないんです。
濃尾平野(この辺りね)も最近は雪が減っていますが、
いつドカ雪が降るか分からないので、
スタッドレスタイヤなどの雪対策は必須です。
さて今季一番の寒気で心配なことのひとつが、
水道管と古いタイプの給湯器の配管凍結。
屋外にあって特に冷える夜間に水が流れないと、
中に残っている水が凍って、配管を破ってしまうのです。
数年前の冷え込みの時には、
瑞穂市内だけで数百件の凍結修理依頼が1日の間に殺到しました。
あやしいな~と感じたら、夜寝る前に
蛇口を開けて、夜の間は水をちょこっとずつ流しておくなどの
対策を取られるといいと思います。
私の子どもの頃は、お祖母さんが
寒い夜は台所の水を出しながら寝たって記憶があります。
生活の知恵だったんでしょうね。
凍結注意と積雪世界一の山