岐阜県山県市の古民家リノベーション調査
きららホーム代表の井上隆元です。
当社で離れのリフォーム工事をしていただいたOB様が
山県市(旧伊自良村)にいらっしゃり、
今日は母屋のリノベーションが可能かどうかの調査に来ました。
リフォームとリノベーションの違いは、
リフォームが住宅改修の意味合いが強いのに対し、
リノベーションは、古い家に新たな価値を生み出すことを表します。
基本的には、木造住宅であればリノベーションはどんな状態でも可能です。
費用に見合うだけの価値が見いだせるかが鍵になります。
この住宅の場合、1メートルを超える多雪地域にも関わらず、
木材の巧みな組み合わせ方で長い年月を持たせてきたようです。
しかしながら、どうやら屋根は限界が近づいているようで、
抜本的な工事が必要との判断に至りました。
年代的に、日本が高度経済成長期に入ろうかという頃に建てられ、
建築資材が全国的に足りない中、
棟梁が工夫しながら建てたんだろうということが伝わってきます。
新しい家なのに、20年も経ずして歪んでいくヤワな家もある中、
職人の魂が込められたこの住まいは、しっかりと建っています。
ただ次の世代まで十分住み続けられるようにするには、
大きな決断が必要になりそうです。
フリーダイヤル0120-28-5893
岐阜県山県市の古民家リノベーション調査