屋根:耐久性の面でメリット大の瓦 岐阜県瑞穂市近郊で家づくり
きららホームの井上隆元です。
先週上棟の終えた岐阜県本巣市の「郷の家」は、
今は屋根工事に入っています。
よく聞かれるんですが、
屋根材の中で一番耐久性が高い、
つまり本当に長持ちするのは、焼き物の瓦です。
何せ、縄文式土器が1万年以上も経って発見されるんですから。
屋根って夏は70℃、
冬は氷点下で、しかも雨露にさらされるという
相当に過酷な条件の場所です。
地上から屋根まで瓦を上げるのには、
瓦職人特有の道具の、
はしごを兼ねたリフトを使います。
よく「瓦は重いから心配」
「地震の時に落ちてきたりしないの?」
と聞かれることがあります。
現在の瓦は土を使わず、桟木を打ちつけて瓦を引っ掛け、
特殊なステンレス釘で留める工法になっていて、
一番上の棟の部分のみ、セメントモルタルで固定するので、
昔よりずっと軽量になっているんです。
建物に直接固定してあるので、揺れても落ちることはありません。
それでも心配な方には無理におススメはしませんが、
そもそも軽量瓦の重みくらいで
耐震強度不足になる家ってどうなの?
って私なんかは思ってしまいます。
瓦を載せても大丈夫なように作られる家が、
より軽い金属や薄いセメント系の屋根材を使うのなら、
もっと揺れが小さくなるっていうので
それはそれで理にかなっているように感じますが。
瓦はしっかりした職人がきちんと葺けば、
50年先と言われる葺き替えの時まで、ほぼメンテナンスフリーで住めます。
金属やセメント系の屋根材のように、
十数年後にやってくる塗装がいらないってのは、
将来のメンテナンスコストを考えると大きなメリットであり
是非お客様にはお勧めしたい素材のひとつでもあるんですね。
ま、最初のコストは少しだけ余計にかかりますけど、
必ず元は取れるんですから。
笑顔の家づくり 株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
0120-28-5893
屋根:耐久性の面でメリット大の瓦 岐阜県瑞穂市近郊で家づくり