未乾燥の木材は強度が出ない 夢ハウスパートナー・きららホーム
きららホーム代表の井上隆元です。
私たちは木の家をつくっています。
それは、木の持つ優しさ、強さ、人との相性が
他の建築素材に比べて抜群に良いからです。
そんな木が私たちは大好きなんです。
日本では、山に多く木が生えていて、
山の木が、そのまんま家の柱になるなんてことは
あり得ないですよね。
山で切り倒された木は、何もされていない状態なので
「生木(なまぎ)」と呼ばれます。
それを材木として使えるように「製材」をします。
(製材工場内)
少し前までは、この「製材」したばかりの木を
大工さんが手で刻んでいました。
なぜならまだ、水分を多く含んでいるので木が柔らかく、
強度も低いために加工しやすいからです。
乾燥すると木は、最大で2倍の強さになります。
ただし、木は乾燥してくるにつれ、
縮んだり反ったり、割れたりしてくるので、
1本1本違う木のクセを見抜く目が必要です。
今ではそれだけの技量を持つ職人の減少で、
こうして建てる方法は、ほとんど見られなくなりました。
現在主流なのが、乾燥機で強制的に乾かす人工乾燥です。
一年中安定して木材を用意することができます。
木がどれだけ乾燥しているかを表すのに、
「含水率」という数値があります。
含まれている水の重さを
水が0になった時の木の重さで割ったもので、
切り倒したばかりだと、
なんと150%! にもなる木があります。
自分の体重よりも多く、水を含んでいるんですね。
普通の乾燥木材は、木の表面で15%となっていますが、
夢ハウスでは独自に「ドライランバー」という乾燥機を開発し、
柱・梁の構造材で10%にまで乾燥させます。
乾燥の度合いが違ってますね。
これにはちゃんと理由があるんですが、
長くなるので次のブログに書きます。
笑顔の家づくり
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未乾燥の木材は強度が出ない 夢ハウスパートナー・きららホーム