建て替え?それともリフォーム?

ご自分の家を「建て替えようか、それともリフォームにしようか?」と
迷われる方が多くいらっしゃいます。
大きな決断をしようとする時は、それに伴って悩みも大きいですよね。

多くの方が、建て替えかリフォームかで悩まれる理由は、

  • 使いづらいけど、どうにかできるの?
  • 家族が増えた
  • 子どもたちが巣立って夫婦だけの生活になった
  • 年を取ったら、思いのほか不便を感じるようになった
  • 業者に調べてもらったら、大規模な改修が必要と言われた
  • 地震が心配で…
  • 建ててから一度も手入れをしていない…
  • 長年住んできた家に愛着がある・・・

などの理由があります。

建て替えリフォーム1

建て替えるにしてもリフォームするにしても、
それぞれメリット・デメリットがあります。
先に挙げた理由の他、資金の面、敷地の状況、これからの人生設計、そして業者の選択・・・。
大きな決断になりますので、じっくりと考えていただきたいのです。

 

リフォームと建て替えのメリット・デメリット

リフォームと建て替えのメリット・デメリット表

 

資金について

ファイナンシャルプランナー(以下FP)をご存じでしょうか。
FPはお金に関する専門の資格を持った人で、身近なところでは、銀行などの金融機関や保険代理店、住宅会社などに在籍しています。
最近では、家づくりの際の資金の相談を、FPにする人たちが増えています。
お金は大事なものですから、専門家に相談するというのも、正しい選択だと思います。

しかしながら、FPなら誰でもいいという訳ではないことをご存じでしょうか
住宅会社に所属するFPなら、より家に資金を使ってほしいという意識が働くでしょうし、
銀行など金融機関に所属するFPの場合でも、少しでも貸し出す金額を上げたいと思うのは、
ある意味やむを得ないことなのかも知れません。
(金融機関が貸し出せる金額と、毎月返済できる金額は同じではないことを覚えておいてください)

あなたの大切なお金を相談するFPは、住宅会社にも金融機関にも籍を置いていない、
中立な立場の人が、より冷静に第3者的な立場で、資金計画をしてくれるのは当然と言えます。

 

業者選びについて

資金についての内容と似ていますが、具体的に家の事を業者に相談する際にも、同じような事が言えます。
新築をメインにしている会社は、当然のことながら新築を勧めてきます。
リフォーム専門の会社は、リフォームを勧めてくるでしょう。

建て替えリフォームもちろん、新築専門であろうとリフォーム専門であろうと、住宅の特定の分野に関しての専門家です。
ところが、こと古民家などの伝統建築になると、また違った知識と経験が必要になります。
当たり前のことですが、鉄骨、鉄筋コンクリートの建物とは、素材も作り方も全く異なっています。

また、同じ木造住宅でも、低価格が売りのいわゆるローコスト住宅と古民家とは、同列に扱うこと自体無理があります。

では、どんな業者ならきちんと調査・診断をしてくれるのでしょうか。
それはやはり、リフォームになるのか建て替えになるのか分からない段階なのですから、無難なのはリフォームを請け負える業者ということになるでしょう。

そこで、業者別のメリット・デメリットを挙げてみます。

一口にリフォーム会社と言いましても、いろいろな形態の会社が存在します。
「一定金額以上の工事のみお受けできます」「(塗装など)特定の工事しかできません」という会社もあれば、「どんな工事でも承ります」と言う会社もあります。ところが実際には、営業や設備の販売は自社で行っているが、工事そのものは外注という会社がほとんどなのです。そこで、一般の方には見えにくいこの業界の会社を、分かりやすく5つに分類してみました。

1つ目はハウスメーカーや大手不動産などの関連会社としてのリフォーム専門会社です。

TVや新聞・雑誌で頻繁に広告をしているので、会社としてのブランドイメージが高く、営業力と提案力に優れています。しかし、工事はほぼ外注なのと、工事価格そして後のメンテナンスの費用も高額になる傾向があります。

2つ目は、複数の都道府県に営業所を展開しているリフォーム店です。

営業力が高く、設備などを安く出せることに強みがあり、チラシなどもその点を強調しています。しかし、担当者が充分な知識を持つとは限らないことと、工事は外注がほとんどで熟練の職人も少ないため、施工の点で工事の出来栄えにばらつきが出る場合があります。

3つ目は設計事務所です。

とにかくデザインがいい、かっこいい建物を求める方向きで、最近はリノベーションに特化した設計事務所も現れています。その反面、費用がかかるのと、そもそも木造に精通した設計士が少なく、実際の工事を担当する施工会社の技術力に出来が左右される面があります。また、デザインを最優先した設計のため、後々のメンテナンスが大変になるなどの問題が発生することもあります。

4つ目は地域の工務店やリフォーム専門会社。

地域密着型の会社であり、施工が専門のため技術力が高い会社が多いのが特徴で、特に新築もできる工務店なら、会社の規模に関係なく、古い木造住宅のことを熟知していることも期待できます。ただ、営業・提案はあまり得意でないところが多く、どちらかと言えば地味で、昔カタギの職人がいたりする会社もあります。

5つ目はホームセンターや家電量販店です。

その業態から太陽光発電やシステムバス、キッチンなどの販売力が高いのが特徴です。ただし、職人の技量に当たり外れがあることが多く、特に規模の大きな工事に対する施工力は未知数です。

以上、業者別のメリット・デメリットを挙げてみましたが、
お勧めするのは、『地域密着型の会社』です。
「地元で生まれ育ち、これからも住み続けます」という社員の会社。
大手のように、いつ転勤でいなくなるか分からない社員ばかりで成り立つ会社。
どちらに本当の信頼が置けるかは、言うまでもないと思います。
家は完成したらおしまい、ではありません。
長く住んでいけば、やがてメンテナンスが必要な箇所が出てきます。
その時に、すぐに駆けつけてくれる『地域密着型の会社』なら、長く安心してお付き合いができますね。

 

業者選びは、パートナー選び

古くなったとはいえ、お家は大切な資産であることに変わりありません。 いえ、むしろ古いからこそ、きちんと調査・診断することができ、 あなたと、ご家族の想いを尊重しながら提案してくれる業者に、相談すべきだと私たちは考えます。 ぜひ、ご家族そろって、心から満足できる家づくりを叶えてください。

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