和室から洋室にリフォーム 家族の時間を楽しめるように 岐阜県瑞穂市
2階の和室を、家族団らんの時間を楽しむ洋室へリフォーム
お子様がご自分の部屋を持ちたいと希望され,それまで若夫婦の居間として使用されていた部屋をお子様の個室として明け渡されることに。そこで、2階の和室を自分たちののリビングとしてリフォームしたいと当社に相談されました。
大手ハウスメーカーさんの家でしたが、現地調査の結果、比較的容易な工法でリフォームが出来ることが分かりました。押入スペースを十分に生かしきれていない印象を受けたので、広く開けられる3枚戸と、和式の雰囲気を残しつつ、モダンなセカンドリビングに仕上がる様なご提案をさせて頂きました。
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元は9帖の寝室でした。今回リフォームするのは、そのうちのたたみ8帖部分と押入れ、納戸との境の撤去です。
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たたみのお部屋は落ち着きますが、ソファ等を置くとなると条件が変わってしまいます。
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納戸側から。この仕切り戸も撤去して、一室のセカンドリビングにリフォームします。
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たたみとフローリングの厚みは違うので、たたみをめくった跡をかさ上げする必要があります。今回は床が水平でしたので、根太という長い角材を加工したものを並べて、高さ調整をしました。
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根太の上に、捨て貼り合板を打ち付けます。ご希望により、防音材を敷き詰めることもあります。
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捨て貼りの上に仕上げのフローリング。ワックス不要の鏡面仕上げのフローリングです。
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押入れもクローゼットにリフォーム。目線より上の棚、ハンガー掛けも取り付けて、使い勝手を向上させます。
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初めて見る方は、ここが以前は和室だったと思えないほど、変わっています。
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正面に見えるクローゼットの扉は、それぞれ3枚戸になっていて、とても使いやすいクローゼットになりました。
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納戸の仕切り戸を取り払い、壁紙(クロス)も同じものを貼って、一体感を出しました。
「こんなに見事にかわるんですね!大事に使わせて頂きます。子供たちが羨ましがって、『こっちの部屋の方がいい』と言ってくるんですよ。」と、大変喜んで頂けました。
O様が和室を洋室にするリフォームをされたのは、新築の時には想定していなかった家族構成の変化があったからです。今回の事例のように、2世帯で住まわれるお宅の場合、1階の他に2階にも小さめのリビングを創るのは、賢い方法の一つだと思います。O様はセンスが良くお話し上手で、とても素敵なご一家でした。O様、ありがとうございます。